「ネイリスト技能検定試験とジェルネイル技能検定試験、どっちを受けたらいいの?」
ネイルを学び始めた方から、必ずといっていいほどいただく質問です。
実際に受験を検討すると、どちらも“検定”という名前で混同しがち。内容がかぶる部分もあるため、余計に迷ってしまう人も多いと思います。
今回は、それぞれの検定の特徴や違い、そしてどちらを先に受けた方が良いのかを整理してお伝えします。
ネイリスト技能検定試験とは
- 主催:NPO法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)
- 級数:3級・2級・1級の3段階
- 内容:ファイリング、ネイルケア、カラーリング、アクリルスカルプチュア、アート
- 時期:1月、4月、7月、10月(1級のみ4月と10月の2回)
特に2級はプロとして必須の「正しいネイルケア」が中心。
爪を大事に育みながら施術できる技術が身につくため、サロンワークの土台を築く上で非常に重要です。
ジェルネイル技能検定試験とは
- 主催:NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)
- 級数:初級・中級・上級の3段階
- 内容:ワンカラー、グラデーション、フレンチといったジェルを使ったデザイン、ジェルイクステンション
- 時期:6月、12月
今のサロンワークの多くはジェルネイルが主流。そのため、ジェルネイル技能検定は実際の仕事に直結する内容となっています。
共通点と違い
- どちらも民間資格であり、必須ではない(サロンによっては所持を求められる)
- ネイリスト技能検定試験=基礎のケアやファイリングが中心
- ジェルネイル技能検定試験=ジェルを安全に扱うための知識と技術が中心
さらに大きな違いは「免除制度」です。
- ネイリスト技能検定 3級合格 → ジェルネイル技能検定 初級の前半試験(ケア)が免除
- ネイリスト技能検定 2級合格 → ジェルネイル技能検定 中級の前半試験(ケア・カラー)が免除
ケアの基礎をしっかり学んでいると、ジェル検定の負担が軽くなるように連動しています。ただし免除を受けるには、ジェル検定申し込み時にネイリスト検定の合格番号が必要です。
どちらを先に取るべき?
ジェル検定で第1課題免除を受けたいなら、わたしのおすすめはこの順番です。
1月・7月に受験スタート
- ネイリスト検定3級(1月)
- ネイリスト検定2級(4月)
- ジェル検定初級(6月)
- ネイリスト検定1級(10月)
- ジェル検定中級(12月)
- ジェル検定上級(6月)
4月、10月スタートの場合は試験のスケジュール的に免除制度を受けられない級もあります。ですがなるべく早くとりたいという場合は、免除制度にこだわらず受けられる回からどんどん受験してかまいません☺️
検定を取るメリット
検定は「資格を取ったからすぐ就職できる、サロンワークができる」というものではありません。
- 最低限の知識と技術を証明できる
- 「信頼できるネイリスト」という安心感につながる
- サロンワークの土台を学べる
そして、検定に向けた練習の過程で得られる「努力の証」や「感謝の気持ち」も、大きな財産になります。
まとめ
ネイリスト技能検定試験とジェルネイル技能検定試験は、どちらが大事というものではなく「役割が違う」資格です。
両方をバランスよく取ることで、自信を持ってサロンワークを始められる力になります。
「検定が必要かどうか」で迷うのではなく、「自分が安心してお客様に触れられるか」を基準に考えてみてください。
また、どちらの資格も合格して終わり、ではありません。あくまで最低限の技術の証明でしかないので、そこからがスタートという気持ちが大切です☺️


コメント